技術プラットフォーム

弊社の強み：技術プラットフォーム（ウイルス増殖の制御）

当社創業者の小戝教授が独自に開発した技術は、ウイルス増殖に必要な内因性プロモーターを除去したヒトアデノウイルスベクターを基本骨格とし、腫瘍・組織特異的なプロモーターを挿入することにより、様々な腫瘍・組織特異的な増殖特性を持つm-CRAを作製できる独自の技術プラットフォームです。
1990年台には非増殖型のアデノウイルスで治療が試みられましたが、治療用ウイルスが感染する細胞の範囲が限られ、十分な効果が示されませんでした。その後、制限増殖型のアデノウイルスが登場しましたが、増殖を制御する因子が単一であり、腫瘍に対する特異性が不十分でした。
当社は独自の技術を用いて多因子で精密に増殖を制御することで腫瘍細胞に対する特異性を高め、さらに治療遺伝子も搭載することで治療効果を高めることに成功しています。