サーブ・バイオファーマ株式会社

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国立大学法人鹿児島大学と共同研究契約を締結しました。

当社は、普段から身の回りに存在して風邪に似た症状を引き起こすアデノウイルスを遺伝子改変することにより、多因子制御の増殖型アデノウイルス(m-CRA)を作り出す技術プラットフォームを保有し、安全性が高く治療効果の優れた治療用ウイルスの創出を進めています。
今般、当社は、有効性が高く多様なウイルス治療薬の開発を加速化するため、国立大学法人鹿児島大学(学長:佐野輝、以下「鹿児島大学」)との間で下記の研究内容に関する共同研究契約を締結しました。
ウイルス治療薬という新しいモダリティを活用し、がん治療および遺伝子治療の新たな可能性を切り拓くため、引き続き鹿児島大学とともに研究開発を進めてまいります。

【研究内容】
■腫瘍溶解性ウイルス(OV)に関する共同研究
腫瘍溶解性ウイルス(OV)は、当社独自の多因子制御の増殖型アデノウイルス(m-CRA)をベクターとし、腫瘍・組織特異的なプロモーターを挿入することにより、がん細胞を選択的に攻撃し、抗がん効果を発揮する画期的な治療法です。
第一弾として、がん細胞で特異的に高発現する「サバイビン」というタンパク質を利用して、がん細胞のみを攻撃するOVタイプ1を創出し、現在、悪性骨腫瘍に対する医師主導治験の臨床第Ⅱ相試験を実施中であり、順調に進捗しています。
このほか、免疫を賦活化させる遺伝子を搭載したOVタイプ2をはじめ、多様な機能をもつOVの開発につきましても、鹿児島大学と共同で取り組んでまいります。

■HB-EGF(ヘパリン結合EGF様増殖因子)などに関する共同研究
m-CRA技術を応用し、アデノウイルスまたはアデノ随伴ウイルスをベクターとして、HGF(肝細胞増殖因子)やHB-EGF(ヘパリン結合EGF様増殖因子)等の遺伝子を搭載した新たなin vivo遺伝子治療の開発を進めています。当該遺伝子治療により肝細胞や膵島細胞の再生機能が促進され、肝機能の改善やインスリン分泌機能の改善等が期待されることから、画期的なⅠ型糖尿病薬として期待されます。同遺伝子治療薬の社会実装化に向けて、鹿児島大学と共同で取り組んでまいります。